テキサスビルのシユーテイングブログ
カウボーイとリボルバーとオートマとの葉巻のぶろぐです
2014年05月07日
5月7日の記事
ウィンチェスターM70
移動: 案内、 検索
ウィンチェスターM70
ウィンチェスターM70(24インチモデル)
ウィンチェスターM70
種類
狩猟用小銃
製造国
アメリカ合衆国
設計・製造
ウィンチェスター
仕様
種別
汎用小銃
口径
7.62mmほか
銃身長
660mm
使用弾薬
7.62mm×51NATO(308ウィンチェスター)
装弾数
3発/4発/5発
作動方式
ボルトアクション方式
全長
1050mm
重量
4350g
銃口初速
850m/秒
歴史
製造期間
1936年 -
テンプレートを表示
ウィンチェスターM70、またはモデル70 (Winchester Model 70) とは、1936年にM54の後継としてウィンチェスター社が販売したボルトアクションライフルである。
目次
[非表示] 1 概要
2 ベトナム戦争による変革
3 Pre'64 Model 70
4 現在のM70
5 登場作品 5.1 小説
5.2 アニメ
5.3 ゲーム
5.4 映画
6 関連項目
概要[編集]
ウィンチェスターライフルと並び、ウィンチェスター社を代表する商品である。元々は狩猟用として開発されたが、ベトナム戦争ではアメリカ海兵隊の狙撃チームに採用された事でも有名で、当時の狙撃銃はこのM70一本に絞られていた。
元となったのはモデル54で、これは同社が新しく開発した.270ウィンチェスターという新しい弾薬のために作られた。このM54を大型化し、多様な種類の弾薬に対応させたのがM70である。非常に優れた命中精度と信頼性を誇り、後述する理由によりレミントンM700が台頭してくるまで、ボルトアクション・ライフルのスタンダードとなっていた。
現在までに作られたのは、22ホーネット、22-250レミントン、223WSSM(Winchester Super Short Magnum)、225 ウィンチェスター、220スウィフト、243ウィンチェスター、243WSSM、250-3000サヴェージ、25-06レミントン、25WSSM、257ロバーツ、264ウィンチェスター・マグナム、270 ウィンチェスター、270WSM(Winchester Short Magnum)、7mmモーゼル、7mmレミントンマグナム、7mmWSM、300サヴェージ、30-06スプリングフィールド(M1ガーランドと同じ)、308ウィンチェスター、300H&H(Holland and Holland)マグナム、300ウィンチェスター・マグナム、300WSM、300レミントン・ウルトラ・マグナム、325 WSM、338ウィンチェスター・マグナム、35レミントン、358ウィンチェスター、375H&Hマグナム、458ウィンチェスター・マグナムと、非常に種類が多い。
また銃床もレミントンM700のものを流用できるようになっているものもある。
ベトナム戦争による変革[編集]
狩猟用として開発されたウィンチェスターM70は、同一の作動システムで多様な口径に対応するという、当時としては珍しかった特筆すべき点を持っていた。特に.308ウィンチェスター以上となれば、バイソンのような大形の獲物を倒す威力を持っており、加えてスコープを取り付けられるライフルとしては比較的安価だったため、アメリカはもちろん、世界中のハンター達に愛用された。
転機が訪れたのは、ベトナム戦争において海兵隊の狙撃チームに採用された時である。当時アメリカ陸軍ではM14からフルオート機構を外してスコープを搭載したM21を採用していたが、海兵隊はより長距離狙撃の精度を求めてウナートルまたはライマン社製外部調整式8倍スコープを搭載したM70をスナイパーライフルとして採用した。特にM70を使用したスナイパーの中でもっとも有名なのは、恐らくカルロス・ハスコックであろう。彼はベトナム戦争において優秀なスコアを残し、その戦いの殆どにM70(.30-06モデルといわれている)が追随したのである。
だが、1964年にウィンチェスター社はその方針を大きく見誤ってしまう。大口の契約を取り付けられたウィンチェスター社は、軍を通じてレミントンやスプリングフィールドといった同業の他社にも製造ラインを設けさせた。
大量の受注に対応するためM70全体の製法を大幅にリファイン、エキストラクター構造、セフティノブ形状、複雑な削りだし行程によるレシーバーの形状を簡素化する等各部コストダウンを図ったマイナーチェンジモデルをニューM70として発表、実質的には製品の粗悪化を招いてしまう。これは当時M70を採用していた軍はもちろん、民間の市場にも憤慨と共に拒絶される事になってしまった。
また、この時ウィンチェスターの製造技術を学んだレミントンが、現在まで大ヒットセラーとなるレミントンM700を販売するという皮肉な事態が発生する。レミントンは、M70が大量生産によって品質低下という致命的な劣化を発生させたのに対し、各パーツの精度によって値段の異なるモデルを複数用意するという方法によって品質の低下を防いだ。
海兵隊はウィンチェスターM70からレミントンM700に乗り換え、世界中のハンター達もそれに倣った。ボルトアクション・ライフルのスタンダードを築き上げたウィンチェスター社は、その経営方針の誤りによって、誰にも見向きのされない存在となってしまったのである。
Pre'64 Model 70[編集]
ウィンチェスターM70に関する話として、Pre'64 Model 70(64年より前のモデル70)という記述が度々見受けられる。前述した事件によってその品質が劣化し、信頼を失ってしまったウィンチェスターM70だったが、マイナーチェンジ以前の旧型モデルにコレクターやハンター達の人気が集中。これをこぞって追い求めたのである。
pre'64モデルにも製造年式により各部形状に変遷が見られ、プレウォー(第二次大戦前型)、トランジョン(過渡期)、ポストウォー(戦後型)等さらに細かい年式の識別が行われる。
製造年代を見分ける方法は製造時に打刻されるシリアルナンバー、各部品の形状等でおおよその判別が可能であるが詳細な記録に残っていない変更や正確な製造数等不明な部分も多くありM70の研究書も多く発行されている。
現在のM70[編集]
その後、ウィンチェスター社は長らくこの64年型以前の品質を取り戻す事が出来なかった。市場に拒否された低品質M70の在庫を大量に抱えて、経営を立て直す事が出来ないという悪循環に陥ってしまったのである。その後、1990年代に入るまで、ブローニング社に買収されてハースタルグループの傘下に入るなど、ウィンチェスターには不遇の時代が続いている。
1992年、ウィンチェスターは30年の歳月を経て、旧型モデルの形状を再現したモデルをM70クラシックとして復活させた。当時誰もが追い求めた職人芸を蘇らせるのには、最先端技術だったCNCマシンの活躍があったといわれている。
また本家ウィンチェスター製M70クラシックよりもさらにオリジナルpre'64モデルを正確に再現したクローンモデルも複数のメーカーよりラインアップされている。
登場作品[編集]
高精度であり、カルロス・ハスコックなど伝説のスナイパーが運用していたこともあって、小説、FPSなどに比較的よく登場する。
小説[編集]
極大射程(上)
無法地帯
アニメ[編集]
ルパン三世VS名探偵コナン
ゲーム[編集]
Fallout3
ハンティングライフルという名称として登場。また、続編のFallout: New Vegasにも登場する。 ペーパーマン
グランド・セフト・オートIII
ゴーストトリック
サイレントヒル2
映画[編集]
イレイザー
後半で主人公のジョン・クルーガー連邦保安官と手を組んだマフィアの狙撃手の愛銃がスコープ付きのM70。最新鋭のEM銃(レールガン)で武装した敵を一弾で仕留めた。 エグザイル/絆
チェンがスコープを装着して使用。 ガントレット
ザ・シークレット・サービス
サンタモニカ・ダンディ
ジョン・カーペンターの要塞警察
スピード
ダーティハリー
主人公のハリー・キャラハン刑事が連続狙撃殺人犯「スコルピオ」に対抗すべく、.458ウィンチェスター・マグナム仕様のM70を用意。スコルピオを狙撃する際には時間が夜だったのと、スコルピオによる狙撃の妨害を兼ねてライトを照射した。 バベル
ポストマン (1997年の映画)
マッドマックス
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ウィンチェスターM70
ウィンチェスターM70(24インチモデル)
ウィンチェスターM70
種類
狩猟用小銃
製造国
アメリカ合衆国
設計・製造
ウィンチェスター
仕様
種別
汎用小銃
口径
7.62mmほか
銃身長
660mm
使用弾薬
7.62mm×51NATO(308ウィンチェスター)
装弾数
3発/4発/5発
作動方式
ボルトアクション方式
全長
1050mm
重量
4350g
銃口初速
850m/秒
歴史
製造期間
1936年 -
テンプレートを表示
ウィンチェスターM70、またはモデル70 (Winchester Model 70) とは、1936年にM54の後継としてウィンチェスター社が販売したボルトアクションライフルである。
目次
[非表示] 1 概要
2 ベトナム戦争による変革
3 Pre'64 Model 70
4 現在のM70
5 登場作品 5.1 小説
5.2 アニメ
5.3 ゲーム
5.4 映画
6 関連項目
概要[編集]
ウィンチェスターライフルと並び、ウィンチェスター社を代表する商品である。元々は狩猟用として開発されたが、ベトナム戦争ではアメリカ海兵隊の狙撃チームに採用された事でも有名で、当時の狙撃銃はこのM70一本に絞られていた。
元となったのはモデル54で、これは同社が新しく開発した.270ウィンチェスターという新しい弾薬のために作られた。このM54を大型化し、多様な種類の弾薬に対応させたのがM70である。非常に優れた命中精度と信頼性を誇り、後述する理由によりレミントンM700が台頭してくるまで、ボルトアクション・ライフルのスタンダードとなっていた。
現在までに作られたのは、22ホーネット、22-250レミントン、223WSSM(Winchester Super Short Magnum)、225 ウィンチェスター、220スウィフト、243ウィンチェスター、243WSSM、250-3000サヴェージ、25-06レミントン、25WSSM、257ロバーツ、264ウィンチェスター・マグナム、270 ウィンチェスター、270WSM(Winchester Short Magnum)、7mmモーゼル、7mmレミントンマグナム、7mmWSM、300サヴェージ、30-06スプリングフィールド(M1ガーランドと同じ)、308ウィンチェスター、300H&H(Holland and Holland)マグナム、300ウィンチェスター・マグナム、300WSM、300レミントン・ウルトラ・マグナム、325 WSM、338ウィンチェスター・マグナム、35レミントン、358ウィンチェスター、375H&Hマグナム、458ウィンチェスター・マグナムと、非常に種類が多い。
また銃床もレミントンM700のものを流用できるようになっているものもある。
ベトナム戦争による変革[編集]
狩猟用として開発されたウィンチェスターM70は、同一の作動システムで多様な口径に対応するという、当時としては珍しかった特筆すべき点を持っていた。特に.308ウィンチェスター以上となれば、バイソンのような大形の獲物を倒す威力を持っており、加えてスコープを取り付けられるライフルとしては比較的安価だったため、アメリカはもちろん、世界中のハンター達に愛用された。
転機が訪れたのは、ベトナム戦争において海兵隊の狙撃チームに採用された時である。当時アメリカ陸軍ではM14からフルオート機構を外してスコープを搭載したM21を採用していたが、海兵隊はより長距離狙撃の精度を求めてウナートルまたはライマン社製外部調整式8倍スコープを搭載したM70をスナイパーライフルとして採用した。特にM70を使用したスナイパーの中でもっとも有名なのは、恐らくカルロス・ハスコックであろう。彼はベトナム戦争において優秀なスコアを残し、その戦いの殆どにM70(.30-06モデルといわれている)が追随したのである。
だが、1964年にウィンチェスター社はその方針を大きく見誤ってしまう。大口の契約を取り付けられたウィンチェスター社は、軍を通じてレミントンやスプリングフィールドといった同業の他社にも製造ラインを設けさせた。
大量の受注に対応するためM70全体の製法を大幅にリファイン、エキストラクター構造、セフティノブ形状、複雑な削りだし行程によるレシーバーの形状を簡素化する等各部コストダウンを図ったマイナーチェンジモデルをニューM70として発表、実質的には製品の粗悪化を招いてしまう。これは当時M70を採用していた軍はもちろん、民間の市場にも憤慨と共に拒絶される事になってしまった。
また、この時ウィンチェスターの製造技術を学んだレミントンが、現在まで大ヒットセラーとなるレミントンM700を販売するという皮肉な事態が発生する。レミントンは、M70が大量生産によって品質低下という致命的な劣化を発生させたのに対し、各パーツの精度によって値段の異なるモデルを複数用意するという方法によって品質の低下を防いだ。
海兵隊はウィンチェスターM70からレミントンM700に乗り換え、世界中のハンター達もそれに倣った。ボルトアクション・ライフルのスタンダードを築き上げたウィンチェスター社は、その経営方針の誤りによって、誰にも見向きのされない存在となってしまったのである。
Pre'64 Model 70[編集]
ウィンチェスターM70に関する話として、Pre'64 Model 70(64年より前のモデル70)という記述が度々見受けられる。前述した事件によってその品質が劣化し、信頼を失ってしまったウィンチェスターM70だったが、マイナーチェンジ以前の旧型モデルにコレクターやハンター達の人気が集中。これをこぞって追い求めたのである。
pre'64モデルにも製造年式により各部形状に変遷が見られ、プレウォー(第二次大戦前型)、トランジョン(過渡期)、ポストウォー(戦後型)等さらに細かい年式の識別が行われる。
製造年代を見分ける方法は製造時に打刻されるシリアルナンバー、各部品の形状等でおおよその判別が可能であるが詳細な記録に残っていない変更や正確な製造数等不明な部分も多くありM70の研究書も多く発行されている。
現在のM70[編集]
その後、ウィンチェスター社は長らくこの64年型以前の品質を取り戻す事が出来なかった。市場に拒否された低品質M70の在庫を大量に抱えて、経営を立て直す事が出来ないという悪循環に陥ってしまったのである。その後、1990年代に入るまで、ブローニング社に買収されてハースタルグループの傘下に入るなど、ウィンチェスターには不遇の時代が続いている。
1992年、ウィンチェスターは30年の歳月を経て、旧型モデルの形状を再現したモデルをM70クラシックとして復活させた。当時誰もが追い求めた職人芸を蘇らせるのには、最先端技術だったCNCマシンの活躍があったといわれている。
また本家ウィンチェスター製M70クラシックよりもさらにオリジナルpre'64モデルを正確に再現したクローンモデルも複数のメーカーよりラインアップされている。
登場作品[編集]
高精度であり、カルロス・ハスコックなど伝説のスナイパーが運用していたこともあって、小説、FPSなどに比較的よく登場する。
小説[編集]
極大射程(上)
無法地帯
アニメ[編集]
ルパン三世VS名探偵コナン
ゲーム[編集]
Fallout3
ハンティングライフルという名称として登場。また、続編のFallout: New Vegasにも登場する。 ペーパーマン
グランド・セフト・オートIII
ゴーストトリック
サイレントヒル2
映画[編集]
イレイザー
後半で主人公のジョン・クルーガー連邦保安官と手を組んだマフィアの狙撃手の愛銃がスコープ付きのM70。最新鋭のEM銃(レールガン)で武装した敵を一弾で仕留めた。 エグザイル/絆
チェンがスコープを装着して使用。 ガントレット
ザ・シークレット・サービス
サンタモニカ・ダンディ
ジョン・カーペンターの要塞警察
スピード
ダーティハリー
主人公のハリー・キャラハン刑事が連続狙撃殺人犯「スコルピオ」に対抗すべく、.458ウィンチェスター・マグナム仕様のM70を用意。スコルピオを狙撃する際には時間が夜だったのと、スコルピオによる狙撃の妨害を兼ねてライトを照射した。 バベル
ポストマン (1997年の映画)
マッドマックス

2014年05月07日
ウィンチェスター・リピーティングアームズ
ウィンチェスター・リピーティングアームズ(英:Winchester Repeating Arms)はアメリカ合衆国の銃器メーカー。
目次
[非表示] 1 歴史
2 ウィンチェスターミステリーハウス
3 代表的な製品 3.1 ライフル
3.2 ショットガン
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
歴史[編集]
1850年代(遅くとも後半)に創設者のオリバー・ウィンチェスターが、ボルケニック・リピーティングアームズ(のちスミス&ウェッソン)からレバーアクションライフルの権利を譲渡され、コネチカット州ニューヘイブンに工場を設立したのが始まりとされる。「ウィンチェスター」の社名で正式に呼ばれるようになったのは1866年からである。
西部開拓時代から人気が高く、アメリカの狩猟用ライフルやショットガンの名門としてレミントン社などの企業と肩を並べている。中でもM1873レバーアクションライフルはコルトSAAと共に「西部を征服した銃」として有名で、今なお西部劇ファンから親しまれている名銃である。
なお、レバーアクションライフルを発明したのも創始者であるオリバー・ウィンチェスターであるとされるが、実際にレバーアクション機能を発明したのは銃器デザイナーのジョン・ブローニングであり、ウィンチェスター社は彼からレバーアクションライフルの製造権を買取り販売しただけである。
1960年代には旧来の元折式やレバーアクション式よりモダンな型式であるレミントンのポンプアクション散弾銃M870や、ボルトアクションライフルのM700との価格競争で圧され始め、米国内の製造工場でも人件費の高騰やストライキに悩まされ、低迷期に入る。この時期、ウィンチェスターは人件費が安く技術力の素地がある世界各国の銃器メーカーにライセンス生産を委託する事で生き残りを模索し始め、極東方面では1961年に日本国内でニッコーブランドを展開していた晃電社(ニッコーアームズ)と、ウインチェスター子会社で弾薬・商標権管理を担当していたオリン・コーポレーションの50%出資でウインチェスターブランドの元折散弾銃をOEM製造するオリン晃電社を設立している[1]。しかし、1963年から1964年に掛けて殆どの製品ラインナップで大規模なモデルチェンジを断行、構造面[2]でも最終仕上げでも全体的に品質が落とされたこのモデルチェンジは極めて不評で、ウィンチェスターM70では1964年以前の銃をプレ64と称して珍重する風潮さえも生まれた。1980年代には人件費に起因する業績の低迷が極致に達し、1981年には米国内のウインチェスター直営工場を子会社のU.S.リピーティング・アームズへ売却した。オリン・コーポレーションはこの間も一貫してウインチェスターブランドの商標権を保持し続けていたが、日本のオリン晃電社は1979年の銃刀法規制強化に伴う日本国内の銃器販売数半減の影響で、親会社の晃電社が1981年に整理会社となり、実質的な製造能力を失ってしまう[3]。U.S.リピーティング・アームズの米国内製造部門も1989年にはベルギーのFNハースタルに買収された。
現在はウィンチェスター本社は存在せず、代わりにU.S.リピーティング・アームズがウィンチェスター社として同社製品を販売していたが、2006年1月14日に経営破綻、設立以来140年に渡り存続していたニューヘイブン工場は閉鎖され[4]、最後まで生産されていたM94レバーアクションライフル、M70ライフル、M1300レピーター等は全て製造終了となった。
2006年8月15日、ウインチェスターの商標権を管理していたオリン・コーポレーションはブローニング・アームズとの間で新たにライフルと散弾銃のライセンス生産契約を締結した事を発表[5]。しかし、ニューヘイブンの工場は再開されなかった。ブローニング・アームズのライセンス生産を担当する日本のミロクにおいて、スライディングブロックアクションのM1885ライフル、レバーアクションのM1892ライフル、M1886ライフル等の製造が委託され、日本及び米国市場への輸出が行われる事となった[6]。
2010年にはFNハースタルによりM70ライフルの生産がサウスカロライナ州コロンビアの新工場で再開、同年夏にはM94ライフルと、M1300レピーターの改良版(ウインチェスターSXP)の製造販売が再開された。
ウィンチェスターミステリーハウス[編集]
詳細はウィンチェスター・ミステリー・ハウスを参照。
これまでの様々な戦争・紛争で、米軍とその同盟国など西側諸国はウィンチェスター製の銃を多用してきた。そのため、これらの銃で射殺された犠牲者が出るたびその怨念がウィンチェスター家を呪いに集まり、その数は増える一方のいわば悪霊の溜まり場と化したという霊能者の言葉を信用したウィンチェスター未亡人が、それら悪霊の居場所として拡張を繰り返し建築した豪邸。ウィンチェスターミステリーハウス。単にウィンチェスターハウスともいい、カリフォルニア州の歴史的重要建造物に指定されている。
二代目のウィリアム・ウィンチェスター夫妻の子は生後一ヶ月で死亡、ウィリアムも後を追うように日を待たずして死亡。その他にも二代目夫妻の周囲では良からぬ出来事が続いた。疲弊しきったSarah Winchester(サラ・ウィンチェスター)夫人は、霊媒師に相談。すると霊媒師は告げた。「続発する災いの根源は、あなたがたが製造する銃器で殺害された犠牲者の怨霊がウィンチェスター家を呪いにやってくるため。災いから逃れる方法はただ一つ。西部開拓ではウィンチェスター銃が多用されたので犠牲者が特に多い西部へ引っ越し、怨霊を鎮めるためにその家を拡張し続け、霊魂の居場所を作ってやるしかない」と。夫人はすぐさまニューヘイブンの家を売却。現在のサンノゼはサウスウィンチェスター通り525番地に引っ越し、お告げの通り生涯に渡り実に38年もの間休むことなく増築を続けた。その結果、部屋数160、寝室40を有する4階建ての大豪邸と化した。豪邸内部は悪霊が侵入しにくく出て行きやすいよう、突き当たる階段や天窓が床にある部屋など奇怪な設計をし、さらには不吉とされる番号「13」を重視した階段や石畳などを多用したため、さながら迷宮を彷彿とさせる構造となった。
日本でも霊能者の宜保愛子がここで霊視するという心霊番組も放送された。また、「ローズレッド」(2001年 - スティーブン・キング原作小説とTV series)の舞台である幽霊屋敷のモデルにもなった。
ただ、多数の犠牲者を出した突撃銃のAK-47で知られるミハイル・カラシニコフや、ブローニングM2重機関銃のジョン・ブローニング、拳銃のデザートイーグルで著名なマグナムリサーチのジム・スキルダムなど、世界の銃砲メーカー一族の周囲ではこういった逸話はなく、なぜウィンチェスター家にだけ奇怪な現象が発生したのかは謎である。
「en:Winchester (disambiguation)」中の「Persons」にもウィンチェスターの関係者があるので参照すると良い。
代表的な製品[編集]
ライフル[編集]
M1860 ヘンリー・ライフル
M1866 イエロー・ボーイ
M1873
M1885
M1886
M1890
M1892
M1894
M1895
M1902
M1903
ブローニングM1918自動小銃
M1カービン
M52
M54
M70
M71
ショットガン[編集]
M1887
M1897
M1912
M21
M9410
M1200
M101
Super Xシリーズ
SXP
脚注[編集]
1.^ 栃木市 市長通信 第13号 オリン晃電社跡地購入問題について
2.^ 操作性向上を優先し、主に安全装置の機能性が省略・低下させられた。
3.^ 伊藤眞吉 「鉄砲の安全(その1)」『銃砲年鑑』05-06年版、270頁、2005年
4.^ Out With A Bang: The Loss of the Classic Winchester Is Loaded With Symbolism, Washington Post, January 21, 2006.
5.^ McLerran, Wayne. Browning Model 1885 Black Powder Cartridge Rifle; A Reference Manual For The Shooter, Collector & Gunsmith. (2008) TexasMac Publishing. ISBN 978-0-615-26561-2.
6.^ 株式会社ミロク:ショットガン&ライフル. Miroku-jp.com. Retrieved on 2013-07-21.
目次
[非表示] 1 歴史
2 ウィンチェスターミステリーハウス
3 代表的な製品 3.1 ライフル
3.2 ショットガン
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
歴史[編集]
1850年代(遅くとも後半)に創設者のオリバー・ウィンチェスターが、ボルケニック・リピーティングアームズ(のちスミス&ウェッソン)からレバーアクションライフルの権利を譲渡され、コネチカット州ニューヘイブンに工場を設立したのが始まりとされる。「ウィンチェスター」の社名で正式に呼ばれるようになったのは1866年からである。
西部開拓時代から人気が高く、アメリカの狩猟用ライフルやショットガンの名門としてレミントン社などの企業と肩を並べている。中でもM1873レバーアクションライフルはコルトSAAと共に「西部を征服した銃」として有名で、今なお西部劇ファンから親しまれている名銃である。
なお、レバーアクションライフルを発明したのも創始者であるオリバー・ウィンチェスターであるとされるが、実際にレバーアクション機能を発明したのは銃器デザイナーのジョン・ブローニングであり、ウィンチェスター社は彼からレバーアクションライフルの製造権を買取り販売しただけである。
1960年代には旧来の元折式やレバーアクション式よりモダンな型式であるレミントンのポンプアクション散弾銃M870や、ボルトアクションライフルのM700との価格競争で圧され始め、米国内の製造工場でも人件費の高騰やストライキに悩まされ、低迷期に入る。この時期、ウィンチェスターは人件費が安く技術力の素地がある世界各国の銃器メーカーにライセンス生産を委託する事で生き残りを模索し始め、極東方面では1961年に日本国内でニッコーブランドを展開していた晃電社(ニッコーアームズ)と、ウインチェスター子会社で弾薬・商標権管理を担当していたオリン・コーポレーションの50%出資でウインチェスターブランドの元折散弾銃をOEM製造するオリン晃電社を設立している[1]。しかし、1963年から1964年に掛けて殆どの製品ラインナップで大規模なモデルチェンジを断行、構造面[2]でも最終仕上げでも全体的に品質が落とされたこのモデルチェンジは極めて不評で、ウィンチェスターM70では1964年以前の銃をプレ64と称して珍重する風潮さえも生まれた。1980年代には人件費に起因する業績の低迷が極致に達し、1981年には米国内のウインチェスター直営工場を子会社のU.S.リピーティング・アームズへ売却した。オリン・コーポレーションはこの間も一貫してウインチェスターブランドの商標権を保持し続けていたが、日本のオリン晃電社は1979年の銃刀法規制強化に伴う日本国内の銃器販売数半減の影響で、親会社の晃電社が1981年に整理会社となり、実質的な製造能力を失ってしまう[3]。U.S.リピーティング・アームズの米国内製造部門も1989年にはベルギーのFNハースタルに買収された。
現在はウィンチェスター本社は存在せず、代わりにU.S.リピーティング・アームズがウィンチェスター社として同社製品を販売していたが、2006年1月14日に経営破綻、設立以来140年に渡り存続していたニューヘイブン工場は閉鎖され[4]、最後まで生産されていたM94レバーアクションライフル、M70ライフル、M1300レピーター等は全て製造終了となった。
2006年8月15日、ウインチェスターの商標権を管理していたオリン・コーポレーションはブローニング・アームズとの間で新たにライフルと散弾銃のライセンス生産契約を締結した事を発表[5]。しかし、ニューヘイブンの工場は再開されなかった。ブローニング・アームズのライセンス生産を担当する日本のミロクにおいて、スライディングブロックアクションのM1885ライフル、レバーアクションのM1892ライフル、M1886ライフル等の製造が委託され、日本及び米国市場への輸出が行われる事となった[6]。
2010年にはFNハースタルによりM70ライフルの生産がサウスカロライナ州コロンビアの新工場で再開、同年夏にはM94ライフルと、M1300レピーターの改良版(ウインチェスターSXP)の製造販売が再開された。
ウィンチェスターミステリーハウス[編集]
詳細はウィンチェスター・ミステリー・ハウスを参照。
これまでの様々な戦争・紛争で、米軍とその同盟国など西側諸国はウィンチェスター製の銃を多用してきた。そのため、これらの銃で射殺された犠牲者が出るたびその怨念がウィンチェスター家を呪いに集まり、その数は増える一方のいわば悪霊の溜まり場と化したという霊能者の言葉を信用したウィンチェスター未亡人が、それら悪霊の居場所として拡張を繰り返し建築した豪邸。ウィンチェスターミステリーハウス。単にウィンチェスターハウスともいい、カリフォルニア州の歴史的重要建造物に指定されている。
二代目のウィリアム・ウィンチェスター夫妻の子は生後一ヶ月で死亡、ウィリアムも後を追うように日を待たずして死亡。その他にも二代目夫妻の周囲では良からぬ出来事が続いた。疲弊しきったSarah Winchester(サラ・ウィンチェスター)夫人は、霊媒師に相談。すると霊媒師は告げた。「続発する災いの根源は、あなたがたが製造する銃器で殺害された犠牲者の怨霊がウィンチェスター家を呪いにやってくるため。災いから逃れる方法はただ一つ。西部開拓ではウィンチェスター銃が多用されたので犠牲者が特に多い西部へ引っ越し、怨霊を鎮めるためにその家を拡張し続け、霊魂の居場所を作ってやるしかない」と。夫人はすぐさまニューヘイブンの家を売却。現在のサンノゼはサウスウィンチェスター通り525番地に引っ越し、お告げの通り生涯に渡り実に38年もの間休むことなく増築を続けた。その結果、部屋数160、寝室40を有する4階建ての大豪邸と化した。豪邸内部は悪霊が侵入しにくく出て行きやすいよう、突き当たる階段や天窓が床にある部屋など奇怪な設計をし、さらには不吉とされる番号「13」を重視した階段や石畳などを多用したため、さながら迷宮を彷彿とさせる構造となった。
日本でも霊能者の宜保愛子がここで霊視するという心霊番組も放送された。また、「ローズレッド」(2001年 - スティーブン・キング原作小説とTV series)の舞台である幽霊屋敷のモデルにもなった。
ただ、多数の犠牲者を出した突撃銃のAK-47で知られるミハイル・カラシニコフや、ブローニングM2重機関銃のジョン・ブローニング、拳銃のデザートイーグルで著名なマグナムリサーチのジム・スキルダムなど、世界の銃砲メーカー一族の周囲ではこういった逸話はなく、なぜウィンチェスター家にだけ奇怪な現象が発生したのかは謎である。
「en:Winchester (disambiguation)」中の「Persons」にもウィンチェスターの関係者があるので参照すると良い。
代表的な製品[編集]
ライフル[編集]
M1860 ヘンリー・ライフル
M1866 イエロー・ボーイ
M1873
M1885
M1886
M1890
M1892
M1894
M1895
M1902
M1903
ブローニングM1918自動小銃
M1カービン
M52
M54
M70
M71
ショットガン[編集]
M1887
M1897
M1912
M21
M9410
M1200
M101
Super Xシリーズ
SXP
脚注[編集]
1.^ 栃木市 市長通信 第13号 オリン晃電社跡地購入問題について
2.^ 操作性向上を優先し、主に安全装置の機能性が省略・低下させられた。
3.^ 伊藤眞吉 「鉄砲の安全(その1)」『銃砲年鑑』05-06年版、270頁、2005年
4.^ Out With A Bang: The Loss of the Classic Winchester Is Loaded With Symbolism, Washington Post, January 21, 2006.
5.^ McLerran, Wayne. Browning Model 1885 Black Powder Cartridge Rifle; A Reference Manual For The Shooter, Collector & Gunsmith. (2008) TexasMac Publishing. ISBN 978-0-615-26561-2.
6.^ 株式会社ミロク:ショットガン&ライフル. Miroku-jp.com. Retrieved on 2013-07-21.
